2018年09月28日

大山能断絶の張本人

大山能の最後は
狂言座に所属していた某氏と観世能楽者の私情のもつれでした
大山能楽社は任意の集まりで神社の付属のものでは有りませんでした
山内回り持ちの幹事

それがたまたまある方の 
「あいつは絶対許さない」と
ある人の怒りに触れたそうな
私が和歌山の神社から大山の神社に移って最初の職員会議での話が出ました 何百年も続いた文化はこれで終わりました

阿夫利神社宮司 故目黒潔氏です
この宗教家は まるでやくざのような風貌でした
大山能にはワキ方の特殊な流儀が有ったようです
残念ですね

その家は狂言座に属していました
昔の事ですから狂言は少し下に見られていました
今の時代には信じられないです 

その観世の能役者から「どうにかなりませんか?」
その能楽者から何度も私に電話を頂きましたが
そのうち途絶えました

まだまだ古い行事が残っていて 大山は日本の文化遺産になりました
ただ看板を立てるのではなく どう守り 町の発展にプラスにするか 知恵を使かわなくてはなりません
またあのドスのきいた風貌を思い出します


posted by 相原秀樹 at 13:39| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

宝生能楽度から 和歌山日前宮の事

東京山手線 水道橋駅を降り 少し歩くと
宝生能楽堂が有る
いつものように 能楽堂を目指して歩く
そろそろ見えるところに 赤い鳥居のお社が見える
奇麗なので時間つぶしの為に たまに寄る
ある時大変な事に気が付いた この社は 國學院大學教授の岩本徳一先生がおられた社だった
40年ほど前は 周りはもっと森が深く 静かだった
ここへ何度か 先生のお住まいでもあった 
ある時大学の先生の研究室で 大学卒業後の事を相談に上がっていた
「和歌山に紀伊之国の一之宮 日前宮という神社があるが 君はその社に行かないか 静かな宮でも 日本の三大名家ともいわれている紀家が80代にわたって仕えている 名社だよ」
そして私は 紀ノ國一之宮に 奉職することになった
80代国造職 元男爵 紀 俊継氏 に仕えた
紀州和歌山は徳川氏が治めたが 和歌山では 紀さんと言えば 皆が尊敬の念をもって 接してくれる 紀之国の主である 
社の祭りの紀ノ川の水門を開けて農業水を祭祀を行っていた という事は 大化の改新以前に 紀伊平野を治める超有力豪族だったこともうかがい知れる
23歳のころ 友達の大きな結婚式 の司会をした
仲人の仮谷和歌山県知事が 「おぉ日前宮の神主さん頑張って下さいよ」
酒を飲みに行っても友達が「彼は日前宮の神主さんだよ」とすぐ言ってしまうから勝手な事ができなかった
初任給5万円で 25.000円を酒に使い 25.000円で本を買った
私の社会初年は始まり これが私の人間形成に大きな基となっていると信じている
今、私が奉職した時 幼稚園児だった 紀 俊崇さんが82代目として 守って居られる
正式の名称は 日前神宮・國懸神宮(ひのくま くにかかすじんぐう) 
 https://ja.wikipedia.org/wiki/紀伊国造
posted by 相原秀樹 at 13:24| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

相原氏東学坊 能舞台の由来

相原氏 東学坊 能舞台の由来
相模大山縁起第二十四章 隆慶上人
「八大坊四代隆慶上人は 傳えて云う
水戸の枝族 なりと。
年十一當山に来たり一日相原□□の門前に停立し能楽の聲を聴き喜びに堪えす。遂に相原氏を家として賢隆法院の弟子となり此に至って八大坊に住職す。
貞享四年正月二日寂す七十二才。」
相原秀樹の生家は「東学坊」という大山寺、後に神仏習合により大山阿夫利神社の師職(宿坊を兼ねる)を務めていました。
小田原北条にお味方し 徳川家康が江戸に移り大山山中の改革を計り その一つの策として 紀州から能役者を派遣し山内融和をはかった
寛文年間(1661~)水戸の武家の者が大山に現れ相原家の前で能楽の聲にひかれ相原家の者となる 後に精進し大山寺代四世となった
関東大震災(1923年)は大山に地すべりよって全滅した。
東学坊も他の家に同じくほとんどを無くした
その折 能楽堂もつぶれた その事を知るのは 相原マサ(秀樹の祖母) 残った物は 鼓の胴や 道成寺を演ずる時の鐘の滑車くらいである
江戸から明治にかかって能を演じた相原貞甫は200番を良くしたと 言われる 
近年 道路拡張の折に東学坊の敷地は提供して
その場を確定できない 舞台跡にタイサンボクが咲いていたのを私は覚えている
祖母は「ここに能舞台が有ったのだけどねぇ」と聞くのみです
鐘を釣った滑車がそれを物語っている
大山能が無くなった事は 残念である
posted by 相原秀樹 at 13:21| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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